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Revision as of 08:08, 17 June 2019
BIOHAZARD 2 IMAGE STORY is a novelisation of Resident Evil 2 written by Famitsu. It was featured in their BIOHAZARD 2 OFFICIAL GUIDE BOOK.
Plot
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Transcripts
1998年7月。
アメリカ合衆国中西部に位置する小さな街、
ラクーンシティー周辺で発生した猟奇事件は、市警察が擁する特殊部隊S.T.A.R.S.の投入により一応の解決をみた。
しかし、 少なかなぬ数の犠牲者を出したこの事件の真相は、 奇妙にも何の報告もなされぬまま闇へと葬られた。
変わらない日常のなかで、 人々はしだいに関心を薄れさせていく。
すべては、 終わったかに見えた。
過ぎ去ること2ヵ月。
ラクーンを囲む森林地帯に秋の気配が深まるなか、 誰も知らぬ地の底でそれは起こった。
日常を劇的にゆがめる狂気が、平穏をむさぼるラクーンシティーに忍び寄りはじめる――。
それは、 奇病のように思われた市民の多くが訴える皮膚のかゆみと発熱、 そして意識混濁の進行。 だが、 すべてはあの洋館事件と同じだった。 目に見えぬ悪魔おウィルスが、 今度は全域に蔓延したのだ。
外部との通信が途絶え、 陸の孤島と化したラクーンシティ。 今、 そこに再びバイオハザードの惨劇がくり返されようとしている。
血と肉に彩られた、 暗く果てしない夜がはじまった。
――まったく、 運のない坊やだぜ。
ケンド銃砲店の店主ロバート・ケンドは、 今しがた彼の店に入ってきた青年の、 はち切れんばかりの若さに満ちた逞しい背中を目で追った。
ラクーン市警に着任したばかりだというその警官は、 街を徘徊するゾンビの群れを目の当たりにしたショックからまだ立ち直りきってはいないのだろう。 だが、 その身体にみなぎる活力は、 この狂気と絶望に覆い尽くされた状況下にあっても、 いささかも損なわれておらねように店主には見えた。