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Church Bell Resolution (決意の梵鐘 ketsui no bonshō?) is the seventh episode of BIO HAZARD DRAMA ALBUM ~The Doomed Raccoon City~ VOL.3, an eight part radio play series set during the Raccoon City Destruction Incident.

Plot

Nancy is bleeding heavily after being shot in the abdomen by Ken. Searching for a shelter to attend to her wound, George shoulders her to a church in Raccoon City's East District. The church is deserted, with no sign of the priest, who he suspects has already fled. While George struggles to stop the bleeding, Tom recalls the priest having a medical cabinet, having treat his injuries before and goes out in search of it.

As Tom searches the church, he finds a mutant bee has made its home in the building; terrified of being stung like Sally had, he slams the door. George runs up to see what happened, but soon tells Tom they are already too late to treat Nancy's wounds. Nancy isn't the first person he's seen dying from a gunshot wound, and recognises that her pale lips are a sign. Tom is broken by this news, and begins pleading to God to save Nancy, promising to never shoplift again and to go hungry.

George returns to Nancy, now struggling to breathe. She had a postcard in her possession during the outbreak, and has George read it. The postcard is addressed to Tom, and is from his mother. She has been away for two years, likely in prison, and desperately wants her son back. The postcard was sent to the priest, having in faith in God that he will find Tom and bring him to Kant City. Nancy adds that the priest gave her the postcard so she could collect Tom, and as she received it five days ago they had a chance to get Tom out of the city. She hates herself for not giving Tom the postcard sooner, having wanted him to stay with her as a companion. With Nancy now unable to see, she herself knows her time has come, and urges George to save Tom. With Nancy now dead, George and Tom climb the bell tower and begin ringing a funeral toll, where George makes it a promise.

Transcript

1 街中

(SE) 風が吹き抜ける音。喘ぐナンシーに肩を貸し、 ジョージとトムが来る。

George: 「しっかりしろナンシー。 くそォ、 ケンの奴がバカな真似をするから」

Nancy: 「(喘いで) だ、 大丈夫よ私…」

Tom: 「お兄ちゃん、 東地区の教会だよ。 まだ燃えてない。神父さーん!」

(SE) 風に窓がカタン、 カタンと音を立てる。

George: 「とにかくナンシーを、 あそこに運ぶんだ」


2 教会・礼拝堂

(SE) ギギギー、 扉を開けて入って来る三人。

Tom: 「誰もいないよ… 神父さーん!」

(SE) 途端、 ガタン! 物音。

Tom: 「キャッ!」

George: 「脅かすな。 燭台が風で倒れただけじゃねェか」

(SE) 神くナンシー。

George: 「しっかりしろナンシー…トム、 ナンシーをそこへ寝かせるんだ」

ナンシーを寝かす。

Nancy: 「あ、 ありがとう…」

Tom: 「神父さん、 どこへ行っちゃったんだろう」

George: 「ゾンビ騒ぎで逃げ出しちまったのさ」

Tom: 「そんな神父さんじゃないよ。 とてもいい神父さんで、 ここへ来ると、 いつもご飯を食べさせてくれたんだから」

Nancy: 「そ、 そうよ。 とてもいい人だったわ。 あ、… (喘ぐ)」

George: 「そ、 そうよ。 どてもいい人だったわ。 あ、 … (喘ぐ)」

Tom: 「しっかりしろナンシー。 くそ、 腹の血が止まらねェ」

George: 「知ってるのかお前」

Tom: 「うん。 前、 転んで怪我をした時、 神父さんが奥の部屋へ連れてってくれて、 薬塗ってくれたんだ」

(SE) 走り去るトムの足音。


3同・奥の廊下

(SE) トムが来る足音。

Tom: 「確かこの部屋だったと…」

(SE) とその時、 ウーンと言う低い音が聞こえて来る。

Tom: 「何だろうあの音…部屋の中から聞こえて来る」

(SE) ノブを掴み、 ガチャッと回わし、 ギギーと開ける。 途端、 ウワーンと音が大きくなる。

Tom: 「ウワッ! は、 蜂だ!」

(SE) バタンとトムを閉める。

そこへ足音がして、 ジョージが走って来る。

George: 「どうしたトム!?」

Tom: 「神父さんの部屋の中に蜂が!」

George: 「何!?」

Tom: 「サリーお姉ちゃんを襲った蜂だよ。 部屋の中に巣を作っている! どうしよう。 薬が取れないよ」

George: 「トム」

Tom: 「え?」

George: 「もういいんだよ薬は」

Tom: 「どうして?」

George: 「ナンシーは、 もう助からねェ」

Tom: 「そんな!」

George: 「俺は見たことがあるんだ。 強盗がお巡りに拳銃撃たれて死ぬのをな」

Tom: 「お兄ちゃん」

George: 「ナンシーと同じように腹を撃たれていた。 動脈をやられて、 ねばねばした真っ赤な血が流れて、 どうやっても止めることが出来ねェ。 顔も唇も真っ白になって、 今のナンシーと全く同じだった」

Tom: 「そんなの厭だよ! お姉ちゃん、 お姉ちゃんを助けて。 お願いだから、 お姉ちゃんを助けてッ!」

George: 「トム…」

Tom: 「お姉ちゃんが死んだら、 僕、 どうしたらいいの… ホントに一人ぼっちになちゃう。 お願いだよお兄ちゃん! (泣き出す)」

George: 「バカ! (涙声で) 俺だって、 死なせたくねェ。 けど、 けど…」

Tom: 「お願い神様…ナンシーお姉ちゃんを助けて助さい。 助けてくれるなら、 何でも言うことを聞きます。 お店から泥棒もしません。 三日や四日、 ご飯が食べられなくても、 泣きません。 それから、 それから… お願い神様。 ナンシーお姉ちゃんは、 僕の、 僕の本当のお姉ちゃんなんだ」

泣くトム。


4 同・礼拝堂

(SE) ナンシーの喘ぎ。 ジョージが戻って来る。

George: 「ナンシー」

Nancy: 「(喘いで) ト、 トムは…」

George: 「お前のために祈ってるよ」

Nancy: 「ご、 ごめんねトム。 私がいけなかったのよ。 バチが当たったんだわ」

George: 「何を言ってるんだナンシー」

Nancy: 「私のポケットに葉書が… 出して」

George: 「葉書が?… ズボンの右のポケットだな。 あったぜ」

Nancy: 「よ、 読んで」

George: 「(読む) 受するトムへ… あなたのママ、 きゃさりんより(驚いて) トムのおふくろからか。 生きてるんだ」

Nancy: 「え、 … 先を読んで」

George: 「(読む) トム、 突然の便りで驚いたでしょうね。 今までのママを許して下さい。 どうかしてたんです。 あなたを置き去りにするなんて。 実はママは二年前からずっと、 会いたくても会えない所にいたんです。 会えない所?」

Nancy: 「(喘いで)た、 多分刑務所だと思うわ」

George: 「そうか… (読む) でもようやくあなたに会えるようになりました。 会いたい。 とても会いたい。 会って一緒に暮らしたい。 でもどこにいるか分からない。 この葉書、 ラクーンシティの教会の神父様に渡しておきます。 きっと神様が二人を引き合わせてくれると信じています。 ママは、 カントシティで暮らしています(顔を上げ) カントシティと言えば、 隣じゃねェか(読む) この葉書を見たら、 神父様に頼んで連れて来て貰って下さい。 待っています。愛するママより。 どうしたんだこの葉書?」

Nancy: 「五日前、 ここの神父様から預かったの…」

George: 「五日前? トムには見せたのか」

Nancy: 「ううん」

George: 「何で?」

Nancy: 「直ぐ見せるつもりだった。 私も自分のことのように嬉しくて。 で、 でも見せることが出来なかった (喘ぐ)」

George: 「しっかりしろナンシー」

Nancy: 「あの子が行ってしまったら、 私は一人ぼっちになってしまう。 そう思うと」

George: 「わかるよナンシー。 よく分かるよ (嗚咽する)」

Nancy: 「馬鹿よ私って。 五日前に見せておけば、 トムは今頃… 私のせいで、 こんな地獄の街に取り残されてしまったのよ。 ごめんなさい。 ごめんなさい」

George: 「もう何も言うな何も」

Nancy: 「お願いジョージ。 あの子を連れてカントシティへ行って。 ママに会わせて上げて。 お願い」

George: 「何を言っているんだ。 お前も一緒に行くんだよ。 そして、 トムとトムのおふくろと、 俺とお前の四人で楽しく暮らすんだ。 そうだろう」

Nancy: 「(喘いで) ジョージ… 眼がかすんで、 もう何も見えない。 お願い。 トムのことをお願い…」

一段と激しく喘ぎ、 ピタッと息が止まる。

George: 「ナンシー… しっかりしろナンシーッ!」

(SE)そこへトムが走って来る足音。

Tom: 「お兄ちゃん、 お姉ちゃんは?… 死んじゃったの!? そうなの!?」

ウワーン! と大声で泣き出すトム。

George: 「泣くなトム! 泣くな! (嗚咽する)」


5 同・鐘撞堂

(SE) カラン! カラン! 教会の鐘が鳴る。 鐘を鳴らしているのは、 ジョージとトムだ。

George: 「もっと鳴らせトム! 天国にいるナンシーに聞こえるように、 もっと鳴らすんだ」

Tom: 「(泣きながら) お姉ちゃん!… お姉ちゃん!」

鳴り続ける鐘。

George: 「(独白) ナンシー、 お前の願いは必ず叶えてやるからな。 トムを絶対にカントシティに連れてってやる」

Gallery

Sources


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