Resident Evil Wiki
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Crossing the Bridge! (この橋を渡れ! Kono hashi o watare!?) is the season finale of BIO HAZARD DRAMA ALBUM ~The Doomed Raccoon City~ VOL.3, an eight part radio play series set during the Raccoon City Destruction Incident.


With Nancy dead, George leaves the East District church with Tom, setting it on fire on his way out so it may serve as a funeral pyre. He tells Tom they are the only two people left alive in the city and Satan has his eyes on Raccoon City. The two spot an airship flying overheard emblazoned with the Umbrella Pharmaceuticals logo. They see people's faces through the windows, revealing Umbrella is indeed rescuing survivors but not many. George loads his shotgun, so angry at the airship he wants the other refugees to suffer his fate. Though Tom is able to stop him, they soon notice the airship beginning to tilt, and quickly realise that the refugees were suffering from Cannibal Disease and are rioting inside. The two children run as the airship comes crashing down, exploding as it strikes the church. Zombies begin clustering around East District, including survivors of the airship. George readies the shotgun and leads Tom to Heaven's Bridge.

Even in the eastern limits of Raccoon City there is no safety. Though Heaven's Bridge is still standing, there has been a massive pile-up of cars, all on fire, and thirty of the surviving drivers walk around as Zombies. With only enough shells to kill twenty-five, George is running out of ideas. In his hesitation, a Zombie Dog rushes towards the two boys. George fires twice but fails to kill the animal. It jumps onto him and pins him down. George fires twice more, finally killing it. Realising the dog has mauled his arm, he quickly accepts the inevitable - he will become a Zombie like the others. George makes his final decision - he will make sure Tom escapes even if it kills him. Handing the postcard over to Tom, George instructs him to run to Kant City. As Tom crosses the bridge, George makes his final stand. In spite of his tears he is happy to have fulfilled his promise to Nancy. He fires his shotgun at the Zombies twice before reloading, repeating again and again as the Zombies cluster around him.

Tom stands on the east of the river, having escaped the Zombies within the city. He hears George fire twice more, shouting out to him to keep running and to not look back. Tom makes his way down the bank of the river, soon only hearing the sound of running water. Soon he reaches Raccoon Forest where the sound of running water is shared with that of insects and howling animals. As he reaches a highway, Tom is spotted by a truck driver. The man is completely unaware of the catastrophe in Raccoon City, and thinks he is simply a lost child far from home. As instructed by George, Tom tells the man his home is in Kant City. The man agrees, though has a hard time believing Tom found himself lost 30 km from home. As he plays country music on the radio, the man tells him about the massive fire breaking out in Raccoon City to the west, and he understands people are making a big fuss about it. After the ending theme, the truck is attacked by a Hunter and crashes.


6 同·表 (SE) 風が吹き抜ける。 ギギギー、 と扉を開け、 出て来るジョージとトム。

George: 「大丈夫だ。 ゾンビはいねェ。 行くぞトム」

Tom: 「お兄ちゃん」

George: 「みんな死んじまった。 サリーもケンもナンシーも。町の人間も誰も生きしゃいねェ。 ラクーンシティは悪魔に見入られたんだ。 けどな、 俺とお前だけは、 まだ生きている。 絶対に死ぬもんか」

(SE) その時、 教会が轟々と炎を上げ、 燃え出す。

Tom: 「お兄ちゃん! 教会が燃え出したよ!」

George: 「俺が火をつけたんだ」

Tom: 「え?」

George: 「ナンシーはケンの拳銃でやられたんだ。 ゾンビにはならねェ。 けどあのままにしといたら、 ゾンビに食われちまう。 そんなの厭だろう。 だから火をつけたんだ。 盛大な葬式だぜ。 ナンシーに相応しいや」

Tom: 「あ、 お兄ちゃん、 見て! 燃えてる教会の後ろから… 何あれ!?」

George: 「飛行船だ!」

Tom: 「飛行船!?」

George: 「腹に何が書いてある。 あれはアンブレラ薬品の飛行船だ。」

Tom: 「窓から人だこっちを見ている! 待てーッ! 僕たちも乗せてって!」

George: 「お、 い! 子供がいるんだ。 乗せてくれッ! お、い!」

(SE) 飛行船を追って走る二人の足音。

Tom: 「駄目だよ! どんどん上がって行く!」

George: 「クソッ! こっちを見てるくせに知らん顔だ。 あいつらのせいで、 町がこんなになったのに、 手前ェたちだけ助かろうなんて」

(SE) ガシャッとショットガンを装填する。

George: 「許せねェ。 ブッ殺してやる!」

Tom: 「やめてお兄ちゃん! あの人たちだって、 生きていたいんだよ。 止めて!」

George: 「トム……」

(SE) その時、 ガシャン! 窓の割れる音。

Tom: 「あ、 飛行船の窓が割れた!」

George: 「ゾンビだ! ゾンビが乗ってる奴を襲ってるんだ」

Tom: 「あ、 ッ危ない! 飛行船が傾いたよ!」

George: 「乗り込んだ奴らの中にゾンビになった奴がいて、 それが襲ってるんだ!」

Tom: 「ああ、 落ちるよ! 飛行船だこっちへ落ちて来る!」

George: 「逃えろトム! 逃げるんだ!」

(SE) 走る二人の足音。 次の瞬間、 ギギーッ! 激しく軋んだ飛行船が地面に墜落して犬爆発を起こす。 グワーン! 爆風に吹っ飛ばされるジョージとトム。

Both: 「ウワーッ!」


George: 「大丈夫かトム!?」

Tom: 「お兄ちゃん見て! 火に誘われてゾンビが集まって来るよ!」

(SE) ウウウ…ズルズル…ゾンビの唸り声と足音。

George: 「ゾンビめ!」

(SE) ズガーン! ズガーン! ショットガンをブッ放す。

George: 「走るんだトム! この先にヘブンブリッジがある。 それを渡れば、 町から出られる! 走れ!」

(SE)ズガーン! ズガーン!

7 ヘブンブリッジ

(SE) 駆けて来るジョージとトム。

George: 「見ろ、 橋は無事だ」

Tom: 「でもひっくり返った車が燃えていて渡れないよ」

George: 「何とかなる」

(SE) その時、 ウウウ…ズルズル、 ゾンビの群が迫って来る。

Tom: 「ゾンビが来るよお兄ちゃん!」

George: 「30匹はいるな…予備のマガジンを入れても弾は、 後25発か。 よォし、 いちかばちかだ。 橋を渡るぞトム!」

(SE) 瞬間、 ケルベロスが出現、 咆哮を上げ、 ジョージ襲いかかった。

Tom: 「ケルベロスだ! 危ないッ!」

George: 「ウワッ!」

(SE) ズガン! ズガン! ショットガンをぶっ放す。 だがケルベロスはひるまず、 ジョージに飛びつき、 引き倒す。

George: 「ウワッ! 放せ! 放せ!」

Tom: 「お兄ちゃん!」

(SE) ズガン! ズガン! 銃声。 ケルベロスが倒れる。

George: 「(喘いで) く、 くそ…やられた」

Tom: 「大丈夫お兄ちゃん…あ、 腕から血が」

(SE) ウウウ…ズルズル…ゾンビの群が迫って来る。

George: 「(喘いで) ト、 トム…お前、 一人で逃げろ」

Tom: 「え?」

George: 「俺はケルベロスに噛まれた。 このままだと間違いなくゾンビになる」

Tom: 「そんな」

George: 「だからお前ェと一緒に行くわけにはいかねェ。 一人で逃げるんだ」

Tom: 「厭だよ。 そんなの厭だ!」

George: 「つべこべ言うな。いつまでも子供じゃいられねェんだぞ、 お前が橋を渡る間、 ゾンビたちは俺が引きつけておく」

Tom: 「でも」

George: 「勇気を出せ。 ここを出たら、 死に物狂いでカントシティまで行くんだ。そこにお前のおふくろがいる」

Tom: 「え!?」

George: 「この葉書を後で読め。 お前のおふくろから来た葉書だ。 おふくろは、 お前と暮らしたがっている。 お前ェだって一緒に暮らしてェだろう。 それがナンシーの願いでもあるんだ。 いやナンシーだけじゃねェ。 親のいねェ俺たちみんなの願いでもあるんだ」

Tom: 「お兄ちゃん」

George: 「早く行け」

Tom: 「お兄ちゃん!」

George: 「(涙声で) 愚図々々するな。 ブッ飛ばされたいのか!?」

(SE) ウウウ…ズルズル… 迫って来るゾンビ。

George: 「早く行けって言うんだ!」

(SE) ズガン! ズガン! ショットガンを発射。

Tom: 「お兄ちゃん… お兄ちゃん」

(SE) 泣きながら、 橋を渡り始めるトム。

George: 「(泣きながら) トム…おふくろと仲良く暮らすんだぞ。 ナンシー、 これで良かったろう。 ナンシー。」


George: 「来やがれゾンビ野郎ッ! ここから先は一歩も通さねェ!」

(SE) ショットガンが乱射される。 次々と絶叫して倒れるゾンビ。 だがゾンビたちは次々に迫って来る。

George: 「くそッ! くそッ!」


8 橋の向こうの岸辺


Tom: 「お兄ちゃん! 僕、 橋を渡ったよ。 お兄ちゃん!」

(SE) ズガン! ズガン! 向こうで乱射されるショットガン。

George: 「(向こうから) 走れトム! う、 後ろを振り返るな! ウワーッ!」

Tom: 「お兄ちゃん!」

それきり何も聞こえなくなる。 聞こえるのは河の流れだけだ。

「お兄ちゃん… お兄ちゃん…」



(SE) 強風が吹き抜ける。トムが歩いて来る。

Tom: 「砂で何も見えない…怖いよ…怖いよ」


10 森の中(夜)
Tom: (SE) 虫の音が聞こえて来る。 犬の遠吠え。 ふらふらと歩いて来るトム。

「ここはどこ?… もう疲れて歩けないよ…お姉ちゃん…」


(SE) 虫の音と向こうから一台の大型トラックが走って来る。 突然、 急ブレーキ。 キキキーッ! ドアが開き、 中年の運転手が飛び降り、 走り寄る。

Driver: 「おい坊主、 どうしたんだ!? そんな所に倒れて。 しっかりしろ!」


Driver: 「良かった。 生きてる。 危なく轢くところざねェか」

Tom: 「(うわ言のように) ママ…」

Driver: 「全く。 迷子になっちまったんだな。 お前ェの家はどこなんだ」

Tom: 「カ…カントシティ…」

Driver: 「カントシティ。 だったら通り道だ。送ってってやるよ。 全く。 えらいもの拾っちまったなあ。よっこらしょと」

トラックの助手席に乗せると、 再びスタートする。

11 トラック
Driver: 「しかしどうしてこんな所をさまよっていたんだ坊主。 カントシティから三十キロは離れてるんだぞ」

だがトムは返事をしたい。 静かな寝息が聞こえるだけだ。

Driver: 「罪がねェな。 寝ちまったぜ」

運転手、 ラジオのスイッチを入れる。 静かなカントリーが流れ出す。

Driver: 「お、 西の空がやけに明るいじゃねェか。 あのあたりは確かラクーンシティだな。 火事だなありゃ。 それもかなり大きいぞ。 町の連中は今頃大騒ぎだぜ」

Tom: 「ママ…」

Driver: 「え? あ、 寝言か? 分かってるよ。 直ぐママの所へ連れてってやっからな」